おとたん

紅茶もお菓子も出せませんが

どうやら私は『関節弛緩症』というやつでした

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転載元 今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その26

416: 名無しさん@おーぷん:20/02/03(月)20:10:14 ID:L0.1q.L2
私は子供の頃から時々「一瞬膝の関節が噛み合わなくなる」みたいな感覚に襲われることがあった(感覚なので実際にどうなってたかはわからない)
本当に一瞬ですぐ戻るし、たまにバランス崩して転ぶことはあったけど大抵一瞬膝がカクッとなるだけで痛みもないから、そういう体質(?)なんだなと特に気にしてなかった。

でも高校生の時、バイト中に小走りしたら膝の関節が思いっきり外れる感覚に襲われその場に倒れ込んだ。

十二月の屋外で薄着だったのに汗がにじみ視界が暗くなるような激痛で、とてもじゃないけど動けそうになかったものの、私のバイト先は個人経営の喫茶店で
その時は道路を挟んで向かいにある、同じオーナーが経営してる料理屋に何かの連絡か報告をした帰りだった。
向かいの店にちょっと行って帰ってくるだけの予定だったので上着など何も着ずに出てきていて、寒いしさっさと帰ろうと小走りしている最中にそれが起きた。

なので、私が倒れていたのは車道のど真ん中。

田舎で車通りがあまりないとはいえずっとそこにいたら車が来て迷惑になるだろうし
見つかって騒ぎになって人が集まってきたりしたら恥ずかしい!田舎だからすぐに身バレするし噂が回るのに!と痛みで混乱してたのかよくわからない方向に気力を振り絞って、腕と右足のみでなんとか立ち上がりケンケンしてバイト先の喫茶店まで戻った。
当然その日はそのまま上がることになり、オーナーが車で家まで送ってくれた。

その日はもう夜だったので次の日病院に行って、まずはレントゲンを撮ったがなにもわからなかったのでMRIも撮った。
結果を聞くために診察室に入ると医師に診察台に横になるように言われ、足首を曲げ伸ばしされたり手の親指を持って手の甲側に向かって手首を曲げられたりした。

私は膝を怪我したのになんでそんなとこ触診してんだ?と疑問に思っていると、医師に「あなた身体柔らかいでしょう」と聞かれたので、素直に「いえ、あぐらがかけないくらい硬いです。」と答えた。
医師はしばらく考えた後「じゃあ関節が柔らかいんだ。親指が手首につくし、足首も柔らかいから捻挫とかしたことないんじゃない?色々調べたみたけど特に異常が見つからなかったんだよねぇ。
だから多分、関節が柔らかいから膝の皿の動きも大きくて、そのせいで膝の皿が外れかけて変なところに引っ掛かって戻らなくなっちゃったんじゃないかな。」と言い出した。

確かに私は足首をよく捻る割には一度も捻挫したことがないけど……ってえ?何言ってんだこの人?と混乱しつつ、なんとか「……それであの、どう治療するんですか……?」と絞り出すと
「治療法はないです。膝の筋トレをしてください。」と言われ
看護師さんから筋トレ方法を教わり(勿論痛みがなくなってからやってねという注意付きで)、松葉杖だけ貸し出され帰宅させられた。

まだ高校生だった私には、病気じゃなくて怪我なのに原因不明と言われたことも、その総合病院の院長(ネームプレートに書いてあった)に「多分~なんじゃないかな」というあやふやな診断を下されたことも、治せないから筋トレしろと言われたことも
ただ関節が柔らかいってだけで膝の皿が外れかけて変なところに引っ掛かって元に戻らなくなるなんてことあるのかってことも衝撃的だった。

もしかしたらその後他の病院にかかったらちゃんと理由がわかって治療してもらえたってこともあるかもしれないけど
当時は高校生で診察代はすべて親の負担なので、他の病院にもかかりたいとは言えなかった。

それから十年近く経った今でも左膝には違和感があるし、伸ばしきれないし(常に軽く曲げた状態)、時々痛んだり外れそうな感覚があったりするけど
歩行や小走り階段昇降くらいの日常的な動作には特に支障がないのでそのまま過ごしてる。
余談だけど、怪我後しばらくは激痛だしケンケンか松葉杖でしか移動できなくて日常生活も大変で本当につらかったのに、理由を聞かれて正直に答えると「変なとこってなにwwどこそれww」と笑われるのでめちゃくちゃムカついてた(笑)

417 :名無しさん@おーぷん :20/02/03(月)20:48:58 ID:eI.no.L1
>>416
自分も同じ症状がある。うちでは「膝が抜ける」と呼び慣わしてるw
痛かったこともあったけど「ちょっと捻ったかなー(膝を?)」とボケたことを考えているうちに
勝手に寛解して「左膝を内側に倒して横座りすることができなくなった」のと
「膝を曲げ伸ばしする時に出っ張りに引っ掛かるぷちっと感」が残った

学生過ぎてからは全力で走ることもないしそんなに困らないけど
たま~に小走りしはじめの2~3歩目でやっぱり「かくん」が来ることはあるなw

自分も足首のねんざがいつもたいしたことなく治ってしまってた、ってのがあったけど
それが徒になって、膝の痛みの症状が出た時に「様子をみよう」と思っちゃったんだよね
シップだけ貼ってね…

それが失敗だったかなーと、随分と後になって思い出を振り返ってみた時に思ったよ

433 :名無しさん@おーぷん :20/02/07(金)12:47:10 ID:fE.xy.L1
>>416
私も両膝、何度も経験したことあります!

初めてなったのは高校生くらいのときで、それから年に一回あるかないか。
車の後部座席に乗ってて、友達も乗るから左側から右側に移動しようとしたときに、踏ん張った右膝がガコンッてなったり。
ソファーに座ってる状態で、右から左に移動するときに、左が外れかけたり。
完全に外れた訳じゃないけど、あれ?ずれた?みたいな感覚だったので、その度に足を伸ばして内側に捻って自分で戻してました。

次の日くらいまで鈍い痛みがあったけど、誰にでも起こるものと思って、特に気にしてなかったんですけど。笑

それから十年経ち、一月の間に二回外れかけたときがあって、たまたま母と食事をしている際にそれを言ったら「普通そんなことならないよ!?整骨院行ってみな!」と、母が上手いと絶賛する先生のもとへ行くことになりました。

え?病院じゃなくて整骨院?大丈夫?と思いながら、人生初の整骨院。先生からも「普通はならないよ~」と言われ、色々調べてもらった結果、どうやら私は『関節弛緩症』というやつでした。

調べてもらったら分かると思うんですが、関節弛緩症テストというものがあって、私はそれにほぼほぼ当てはまり、先生曰く「幼少期から水泳をしていた人にわりと多い症状」らしいです。実際に私は幼稚園から中三までやっていました。

私は反張膝もやばいらしく。診察台に仰向けに寝た状態で踵を持ち上げられると、膝から下が普通は少ししか上がらないそうですが、私はすいすい上がって。
「こんなに緩い人いままで見たことない」「すみません、後学のために他のスタッフにも見せていいですか?」と、先生にかなり驚かれました。雑な性格な私は面白がってどうぞどうぞ~と笑顔で受け入れ、数人のスタッフに囲まれて何度も踵を持ち上げられました。笑

話が逸れてしまいましたが、つまり私は関節が“柔らかい”のではなく、“緩い”のです。
先生から「もはや人間の関節じゃない」と言われた私は「早く人間になりたい」と言いながら週に一度のペースで二月ほどその整骨院に通い、治療終了。治療といっても先生に全身をマッサージ?してもらっただけなのですが、あれから三年経った今でもガコンッとなることはありません。

十数年ほったらかしにしていた私の『関節弛緩症』が改善されたので、腕の良い先生がいらっしゃる整骨院に>>416さんも行ってみてはいかがでしょうか。
長文ですみません。>>416さんがこのレスを見てくれることを願います。

初めて聞いた症例だ

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